2017年02月21日

 「新しい知事を選ぶ会.ちば」共同代表の三輪定宣氏らが、千葉県教育委員会らに正当な教育活動への弾圧をやめよと抗議の要請をする。知事選に立候補予定の角谷信一氏作成のSNSへの不当な支配介入は許さない。  



                    2017年2月17日
千葉県教育委員会御中
千葉県立若松高校学校長様

         新しい知事を選ぶ会.ちば 共同代表 三輪定宣
                        弁護士 橋勲

要請書

第1. 要請の趣旨
2017年3月26日投票の千葉県知事選挙に「新しい知事を選ぶ会.ちば」から立候補を予定している角谷信一氏作成のSNSの内容に対し、「個人情報保護条例および著作権法に違反するおそれ」として2月18日に予定されている緊急保護者説明会の開催、ならびに、それに関連する文書の発送等を中止されたい。
第2. 本要請の趣旨
1.角谷信一氏の行為はあるべき教育活動の一環として行われたものであります。
(1) 角谷氏は、毎時間の授業で、生徒たちが学んだ内容の感想をまとめ、次の時間には生徒たちに感想文集として配布しています。また、学期ごとに学んだことで、何が印象に残ったかを書いてもらい、まとめています。そして、次学期はどのような授業を望むかも聞き、それを参考にして授業を構成しています。また、生徒の「アルバイト体験アンケート」を実施し、班討論を組織するなど、アクティブラーニングのパイオニアです。それは、NHKが取材に来て、「オトナへのトビラTV」として全国放送されています。2月12日のNHKスペシャル「見えない“貧困”」では、他校にも呼びかけて集めた、県内2515人分の「アンケート調査」の中心となり、高校生のアルバイトの51%が生活費に使われていることが明らかになっています。
(2) 授業を受けた生徒たちは、「政治に関心をもつようになり、自分も選挙権を持ったから、今度の選挙から投票に行こうと思った」、「もっと知りたいというのがたくさんあった。これから自分でも調べていきたいと思った」、「授業を受けて、国の制度の仕組みやリアルな意見も学べてよかったです。日本を改善するには私たち若者の意見も大切なのだと学びました」など、主権者として成長している高校生の声がたくさん出されています。これは、文部科学省が推進している「主権者教育」の模範例であり、全国に広げる価値のある授業実践です。生徒たちの意見や感想を中心に授業を作り上げ、それを交流することは教育研究の世界では当たり前のことです。文部科学省がすすめる「アクティブラーニング」は、子どもたちが自分の意見をしっかり表明する力を身に着けることを推奨しています。千葉県教育委員会や学校長は、角谷氏のような授業を、県内や他県に広げることに協力すべきです。以上の観点からみて、貴委員会が問題としているSNSは、その内容・形式いずれから見ても、優れた教育活動の一環と評価されるべきものです。SNSやブログ等を活用して、授業の実践と生徒の授業の感想などを交流できる環境が広がっている中で、それを規制したり、萎縮させたりするような行為こそ、時代に逆行するもので、やめるべきであると考えます。
2.角谷氏作成のSNSは何ら違法ではない。
千葉県教育委員会が、県立若松高校の学校長から角谷氏に伝えた、「生徒及び保護者の許可なく生徒の答案から抜き出した内容をツイッター上に掲載した行為は、個人情報保護条例違反、著作権法違反に抵触する可能性もあり、許されるものではない」との説明は、到底納得できるものではありません。なぜならば、著作権法にいう著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と解すべきところ、生徒たちが提出した答案用紙の解答は、ここでいう著作物ではないからであります。
また、千葉県の個人情報保護条例にいう個人情報とは、第2条に「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるものをいう」とされているから、個人が識別できないなら、個人情報とは言えません。教育委員会が個人情報保護条例違反という根拠はありません。それは、角谷氏作成のSNSの投稿の内容および形状にてらし、その氏名やクラス名もなく、個人が特定されるものではないからです。従って、個人情報保護条例違反との指摘はあてはまりません。
3.県教育委員会等の今回の行動は、公選法違反に該当するおそれがある。
(1)角谷信一氏は、前述のとおり、来る3月26日投票の千葉県知事選挙に新しい知事を選ぶ会.ちばより立候補を予定しています。角谷氏はこの選挙において、教師の知見と経験を活かし、千葉県の教育のあるべき姿を提起して、自らの政策を多くの県民に語り、伝える準備を開始しています。こうした情勢の下で、角谷氏の上記行為が、あたかも著作権法や個人情報保護条例に抵触するかのごとき言動を行い、かつ、こうした内容の文書を頒布することになれば、角谷氏の名誉を著しく棄損し、選挙の公正を著しくゆるがせ、選挙等の自由妨害に該当する危険性が極めて高いと言わざるを得ません。
以上の次第で、貴委員会および学校長におかれましては、本要請の趣旨のとおり、臨時保護者説明会の開催と、これに関連する文書等の発信を中止されたく、本要請を行う次第であります。
posted by さとやん at 22:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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