2017年04月29日

ライドシェアと呼ぶな  収入は半減、事業は苦境に/米国のタクシー労組代表/ウーバー社進出の影響語る 連合通信


◆170429・収入は半減、事業は苦境に/米国のタクシー労組代表/ウーバー社進出の影響語る

 4月26日に開かれたシェアリングエコノミーについて考える集会(日本労働弁護団などが主催)には、米国のタクシー労組代表が参加し、基調講演した。違法なタクシー事業を展開するウーバー社などの手法を厳しく批判した。
 基調講演したのは、サンフランシスコ・タクシーワーカーズ・アライアンス代表のマーク・グルバーグさん。この日の集会のために来日した。
 マークさんはウーバー社がサンフランシスコに進出した2010年以降の経緯について報告。配車アプリを使って自家用車の運転手と乗客を結びつけるライドシェア事業について、市当局は「運送ネットワーク企業(TNC)」として容認。タクシー事業よりも緩い規制が適用されたという。
 マークさんによると、ウーバーなどには(1)タクシー運転手に義務付けられている研修や試験は免除(2)犯罪防止のための指紋認証制度もなし(3)薬物検査や警察による車両検査もなし(4)環境のためのハイブリッド車配置の基準も免除――という状況だ。

●ライドシェアと呼ぶな

 同市には通常のタクシー運転手約5千人に対し、ウーバーなどTNC運転手が4万5千人と圧倒的に多数。安さを売り物に事業を拡大しているという。
 タクシー運転手の収入は半減し「これではやっていけないと、経験豊富な多くの運転手が仕事を断念。倒産に追い込まれる大手タクシー会社も出ている」と語った。
 マークさんは、「ライドシェア」という呼称についても異議を唱えた。「本物のシェア(分かち合い)なら無償であるべき。営利目的のものをシェアと呼ぶのは誤りだ」と述べた。

「連合通信・隔日版」

posted by さとやん at 10:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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